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2015年12月02日

闘う君の唄を



中山七里さん著の『闘う君の唄を』は、新任幼稚園教諭の凛さんが主人公で、ミステリーというよりは、新任幼稚園教諭の奮闘記に見えました。初めは……。
今回はミステリー要素がないのかな?と初めの方は思っていました。もっとも最後までミステリーと言うカテゴリに分けるにはどうかな?とは思いましたが、でも、私自身保育士を目指していたこともあったので(夢挫折、ですが)、楽しく読ませていただいていました。ちょっと実習中の事を思い出してしまった↓↓初めは若い凛先生が何故田舎?であるこの幼稚園に赴任したのかわからなかったですが、後半で、そのためか……と納得。人間ってなんて自分勝手なんだろう、と思う人がたくさん出てきました……。

↓以下からはネタバレ含みなので、読みたい方のみ、範囲選択してくださいネ★★闘う君の唄をが未読で読みたくない方は、まず、本屋さんへLet’s Go!
「凛先生が前向きで元気で、いい先生だと思っていたのに殺人者の娘なんて騙された……」って同僚の先生たちが言っていましたが、騙されたって、そもそも親が殺人者なら子供も殺人者なの?普通におかしいでしょうが……と思いましたが、事実そう思う人は現実にも多いんだろうな……。
最後には凛先生の父親は言われた3人の幼児に暴行して殺したわけじゃないという事実が分かりました。もちろん無実ではないですが、3人の幼児を性的暴行して殺人、から、誤ってひき殺してしまった幼児1人を思わず遺棄の方が、まだいいかな?だって本質は最低な変態殺人者じゃないわけだし。そんなことを思いながら読んだ1冊でした。





Posted by フェリア  at 21:13 │中山七里


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